『KOTOKO』。名前だけは聞いたことはありました。
大学の友人が過度のI've厨だったようで、ちょくちょく勧められてはいたのですが、その頃はまだ聴くに至っていませんでした。
そんな時にその友人が、KOTOKO氏の曲の中で、聴きやすい、かつオススメの曲を何曲か頂いたのが全ての始まりでした。
どうやら曲のソートが文字順だったようで、その頃はそんなことを気にもしなかったのですが、その友人が作ってくれたCDの1曲目。
『421-a will-』。
後にも先にもこんな神曲があっていいものか と当時は感動・衝撃に胸を打たれました。
もちろん有名すぎる話ですが、この421 というのはKOTOKO氏がメジャーデビューした日です。でこの曲はそのメジャーデビューに際して支えてくれた人たちのために歌った曲なんですね。
ちょっと歌詞を抜粋していろいろぐだぐだと申し上げます。異論は認める。
『桜色のブーツが ああ…
早く連れ出してと誘う午後
きっと去年見た景色よりも
高く広く遠く飛べるような鼓動のまま』
→もうまさに、メジャーデビュー直前!といった感じでしょうか。
去年の今頃はこんなことになるなんて思ってもみなかった、けど去年よりずっと高く広く遠く飛べるようなテンションで、やる気に満ち溢れた感が歌い方からも伝わってくる気がします。
『目の前に立ちふさぐ扉 こじ開けなくちゃ
""ありがとう""伝えたい人がいるの』
→いろいろ尽力してくれた方々へのお礼を伝えたいという思いから、やる気に満ち溢れてはいるものの、やはりハードルが高い。
しかしこのハードルを乗り越えて伝えたい言葉があったんですね。
『春の陽射し蘇る
見えない翼みつけた記念日(ひ)
はち切れそうな鞄にもたれる私が居た
空に描くプロローグ
夢は始まったばかり
風がめくる一頁
キラリ 愛で埋まる』
→メジャーデビューが決まった瞬間の、不安と喜びの混同 という感じを受けました。
『記念日』『はち切れそうな鞄にもたれる私』という単語がそれをやはり彷彿とさせます。
しかしこの先何があるだろう だとかそういった不安やメジャーデビューが決まったことへの喜び、いろいろな事を思い浮かべるのですが、メジャーへの夢は始まったばかり!ここから始まるんだ!という感じでしょうか。
また個人的な感想ですが『はち切れそうな鞄にもたれる私』というのは不安の要素であると考えます。
鞄というのは心みたいな感じで捉えたのですが、その心の中にはち切れるほどの不安要素がある、それにもたれるKOTOKO氏。
デビューが決まった喜びと一緒に押し寄せる不安の波に困惑している感じかと思いました。
当たり前のように続きもやろうと思っていたのですが、歌詞を見るだけでなぜかセルフ砂嵐状態になってしまったのでちょっとやめておくことにします。
以下2番以降の歌詞を抜粋して〆させていただきます。
『夢は膨らむから ああ…
キリがなくて困っちゃうケド
だから人は幸せで涙止まらなくなること知った
"ありがとう"今、大きな声で言えるよ きっと…
思った通りに生きればいいと 優しい声で
導いてくれた たくさんの顔
春の香に似ていた
ずっと抱えてた思い
その一つ一つ紡いで 君が与えてくれた
薄い手帳に記した溢れそうな計画
大丈夫だよと笑って 走り続ける瞳に
うれし涙の数だけ
キラリ 夢が光る』
KOTOKO氏の曲を聴くきっかけになった、全ての始まりの曲。本当にメジャーデビューしてくれて”ありがとうございます”。
余談ですが、KOTOKO氏と私は誕生日が一緒です(何
[0回]
PR